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2023年6月13日

リアルテックホールディングス、世界最高の太陽熱吸収体を開発するベンチャーのナノフロンティアテクノロジーへの出資を実施

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REAL TECH FUND | 新規出資のお知らせ | ナノフロンティアテクノロジー株式会社 | NFT | 世界最高の太陽熱吸収体を開発

 リアルテックホールディングス株式会社(所在地:東京都墨田区、代表:丸幸弘、永田 暁彦)が運営するリアルテックファンド*は、世界一の光吸収率を誇る太陽熱発電所の塗料を開発するベンチャーである、ナノフロンティアテクノロジー株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:津田薫、以下「NFT」)へ投資を実施したことをお知らせ致します。NFTは今回の調達資金をもとに、太陽熱発電所との連携による事業開発を進め、太陽熱発電の普及による世界の脱炭素化を目指します。


■企業概要

 NFTは「超微粒化技術を次の社会へ」というミッションのもと、ナノ材料のパフォーマンスを最大限に引き出す超微粒化技術を用いた塗料を開発するディープテックスタートアップです。
 太陽熱発電所の集熱膜は600度以上の高温に至るため、集熱塗料には高い耐久性が求められます。既存の塗料では塗り替えが年に1−2回必要とされ、その度稼働を停止する際に多額な損失コストが発生されます。
 それに対してNFTの塗料は長期耐熱性が実証されており、数年に一度しか塗り替えが必要でない上、高効率な光吸収性からより多く太陽熱の吸収を実現し、太陽熱発電所の効率化を実現します。

【画像】NFT集熱膜

↑細孔の構造をしたNFT集熱膜


■資金調達の目的と使途

 豪州、中国の大手太陽熱発電所との実証実験により、世界中にNFTの塗料と塗膜の展開を目指します。高所にあるレシーバー(太陽熱発電の集熱部分)へのメンテンナンス塗布についてドローンでの塗布の開発を進めます。

【画像】メンテンナンス塗布の様子

↑ドローンによるレシーバー(太陽熱発電の集熱部分)へのメンテンナンス塗布の様子


■担当者コメント

現在の太陽熱発電の集熱塗料市場はほぼPyromark社が独占し、太陽熱発電所の普及を促進するためにも改善点は多々存在します。その中で素材本来のポテンシャルを最大限引き出す技術を保有し、脱炭素社会をリードできるポテンシャルをNFTは秘めていると思います。また、創業者の津田氏も研究者として経験が全くないところから、ディープテックスタートアップの起業を決意した真のサイエンティストであり、技術を未来の力に奔走する技術者を支援できることを楽しみにしております。
(リアルテックホールディングス グロースマネージャー 室賀 文治)

*正式名称:「リアルテックファンド3号投資事業有限責任組合(通称:「グローカルディープテックファンド」)


各社概要

■ナノフロンティアテクノロジー株式会社について

  • 設立年月:2007年1月
  • 所在地:東京都品川区大崎三丁目 10番6号
  • 代表者:津田薫
  • 資本金:300万円
  • 事業内容:高光吸収率と耐久性を持つ太陽熱吸収膜の開発
  • 公式サイト:http://www.nano-frontier.com/en/
  • 出資時期:2023年3月

■リアルテックホールディングスについて

リアルテックホールディングス株式会社は、地球や人類の課題解決に資する革新的テクノロジー(リアルテック)を有するディープテック・スタートアップへの投資育成を通じて社会課題解決に取り組んでいます。

同社が運営するベンチャーキャピタル「リアルテックファンド」は、ディープテック・スタートアップを成功に導いた経験のある株式会社ユーグレナの代表執行役員CEO 永田暁彦と、ディープテック・スタートアップを創業前から支援する豊富な実績を有する株式会社リバネスの代表取締役CEO 丸幸弘によって創設されました。国内外の政府・企業・自治体と密に連携し、ディープテック・スタートアップのバリューアップのためにフルハンズオンで支援を行っています。これまで200億円以上を運用し、国内外のスタートアップ90社以上に投資しています。2021年には、ディープテック領域に投資するファンドとしては日本で初めてのインパクト投資ファンドを設立しました。

HP: https://www.realtech.holdings

<お問い合わせ先>

リアルテックホールディングス株式会社
広報担当:成田 
https://www.realtech.holdings/contact

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