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2020年5月1日

リアルテックホールディングス株式会社新規取締役就任および本社移転のお知らせ

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REAL TECH Holdings

▼PDFダウンロード
https://prtimes.jp/a/?f=d36405-20200501-2444.pdf

 リアルテックホールディングス株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役:永田暁彦、丸幸弘、以下「リアルテックHD」)は、2020年5月1日付で藤井昭剛ヴィルヘルム(以下、藤井)が取締役社長に就任、長谷川和宏(以下、長谷川)が取締役副社長に就任したことをお知らせいたします。 ​

 2020年2月に株式会社ユーグレナと株式会社リバネスの合弁会社として始動したリアルテックHDは、これまでの代表取締役2名による兼任体制に代わり、専任の経営者として藤井が取締役社長に就任し、長谷川が取締役副社長として支える形で、新たな経営体制に移行しました。4月24日に発表した未来創造事業「REAL TECH FUTURE」をはじめ、ファンド事業にとどまらない事業展開を推進してまいります。 ​

 藤井はヨーロッパの官民機関でのプロジェクトマネジメントや資金調達といった豊富な経験をもち、リアルテックファンドでは「チームディベロッパー」として投資先ベンチャーのキーマン採用や組織作りを支援してきました。長谷川はリアルテックベンチャーに特化したインキュベーション施設「センターオブガレージ」を運営し、ベンチャーへの投資育成経験を豊富にもつ株式会社グローカリンクの取締役を務めています。

 グローバルな視点での課題解決やそのためのチームアップを得意とする藤井と、ベンチャー投資育成に精通した長谷川を中心とした新たな経営体制のもと、人と地球のディープイシューを解決する「リアルテック」という機能が、社会の中でより一層効果的な役割を果たすための様々な取り組みや事業を展開して参ります。

本社をセンターオブガレージに移転

 このたびの2名の就任に伴い、リアルテックHDの本社をセンターオブガレージに移転しました。センターオブガレージは、シンガポールの政府機関Enterprise Singaporeやシンガポールのベンチャー育成を手がけるFocustech Ventures、 フィリピン貿易産業省と民間アクセラレーターで共同運営するコワーキングスペースQBO Innovation Hub、タイ政府によって設立された生命科学センターTCELS、 ベトナムのSaigon Innovation Hub、インドネシアのBlock 71 Jakarta、イギリスのBLOOM.SPACE等、世界のインキュベーターと連携するグローバルのハブ機能を担っています。さらに、地方発ベンチャーの時間的コストや物理的なハードルを解消する未来創発型展示場「ガレージミュージアム」を並設しており、地方に居ながら企業連携や製品開発などの社会実装を加速させる機会を創出しています。
 今後も、リアルテックHDは地球や人類の課題解決に資する革新的テクノロジーの発展に貢献して参ります。新体制になりましたリアルテックHDへ、一層のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。 ​

【図版】事業内容

人事異動の内容

​代表取締役コメント

永田暁彦
 変化する世界情勢の中、次世代のスタートアップを育成する私達自身が変化し続けることが必要だと思っています。日本でのテックベンチャー支援からアジアへ、ベンチャー投資から事業開発と私達自身の変化を目指す中、リアルテックHDの経営を信頼して任せられる経営者が社内から生まれた事を本当に嬉しく思います。この体制変更により、私と丸が両代表として牽引してきたリアルテックが、最高の経営チームへとより進化し、人と地球のディープイシュー解決に資する科学技術発展に貢献することができると確信しています。

丸幸弘
 私自身、2010年からアジアを中心に世界のディープイシューを解決するためのプラットフォームを構築してきましたが、それを共に推進してくれる仲間として、グローバルでビジネス・ディベロップメント経験のある人を探していました。この度新社長に就任した藤井はまさにその条件にフィットしましたが、リアルテックHDの経営を任せようと私に決心させたのは、彼のディープイシュー解決に対する情熱です。中立的な立場とグローバルな視点で、困難な課題を解決したいという高い志を持った藤井であれば、日本と東南アジア双方におけるエコシステムの醸成や、東南アジアスタートアップの日本進出支援を加速させ、世界のディープイシュー解決に貢献していけると信じています。

新役員略歴

藤井昭剛ヴィルヘルム / 取締役社長
 東京大学大学院修士課程(国際協力学専攻)修了。気候変動対策イノベーションを推進するヨーロッパ最大の官民機関であるEIT Climate-KIC(株)に入社。持続可能な都市計画・再開発を牽引する新規部署の企画立案や資金調達を行った後、当部署にて建築物のレトロフィット、都市緑化、クリーンモビリティなどのプロジェクトの評価を担当。また、全社の人事制度改革タスクフォースの責任者となり幅広い人事業務も経験。  リアルテックファンドでは出資先ベンチャーの成長を加速するための採用・チームビルディング・人事制度設計等、幅広い人事業務のハンズオン支援を行う。

長谷川和宏/ 取締役副社長
 東京都立大学大学院工学研究科修了(工学修士)。リバネスの創業期に初の社員として参画し、ベンチャー企業の立ち上げ、事業化、拡大を経験。その経験をいかし、テクノロジーベンチャーへの小口投資、ハンズオン支援を行うリバネスの子会社である株式会社グローカリンクの代表取締役に就任。また、墨田区の町工場3500社を訪問し、多数の町工場ネットワークも有するなど、試作・量産化の支援なども実施。NEDO専門カタライザーなども務める。
 リアルテックファンドでは、グロースマネージャーとしてエレクトロニクス・エネルギー・ロボティクスを主な担当領域として経営・事業化の支援を行う。 他:株式会社リバネス執行役員CKO、株式会社グローカリンク取締役を兼任。

【画像】記念写真

企業概要

■ リアルテックホールディングス株式会社について

 リアルテックホールディングス株式会社は株式会社ユーグレナと株式会社リバネスの合弁企業です。私たちは、リアルテックの生みの親である研究者とその社会実装に命を懸ける起業家と共に、より良い未来を創造します。「リアルテック」とは、地球や人類の課題解決に資する研究開発型の革新的テクノロジーであり、世界を変えるのは、いつでもリアルテックであると信じています。
HP: https://www.realtech.holdings

■ リアルテックファンドについて

 ユーグレナ社およびリバネス社の合弁会社である「リアルテックホールディングス株式会社」と、SMBC日興証券の2 社から構成される「リアルテックジャパン」が管理運営するベンチャーキャピタルファンドで、リアルテックベンチャーの投資育成を主目的としています。参加企業は合計 30社(第1号:23社、第2号:7社)、ファンド規模は94億円で、日本最大のリアルテック特化型ファンドです。出資者である各事業会社とともに、リアルテックベンチャーへの投資・育成を行っています。
正式名称 :リアルテックファンド1号投資事業有限責任組合(A)、リアルテックファンド2号投資事業有限責任組合(A)、リアルテックファンド3号投資事業有限責任組合(A)、リアルテックグローバルファンド1号投資事業組合(B)
無限責任組合員:(A)合同会社リアルテックジャパン
業務執行組合員:(B)リアルテックホールディングス株式会社
HP: https://www.realtech.fund

◼︎PR Times プレスリリース

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000036405.html

<お問い合わせ先>

リアルテックホールディングス株式会社
広報担当:成田 contact@realtech.fund

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