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2023年12月25日

リアルテックホールディングス、ディープテックスタートアップの創出・推進のためのプログラム「D-BREAK」™️を策定

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D-BREAK

リアルテックホールディングス株式会社(所在地:東京都墨田区、代表:丸幸弘、永田暁彦、以下「当社」)は、地球と人類の重大課題(ディープイシュー)の解決に資するディープテックスタートアップを創出・推進するプログラム「D-BREAK」™️ を策定いたしました。

「D-BREAK」™️コンセプト

  • 「ディープイシューを解決できるディープテックを創出・推進させる事で未来を切り拓く」という想いを込めたコンセプトです。
  • 「Deep Issue」と「Deep Tech」を意味する「D」と、「課題解決」や「未来を切り拓くこと」を意味する「Break」を組み合わせました。

コンセプト策定の背景

ディープテックとは、科学的な発見や革新的な研究開発を基に、社会の重大課題を解決できる可能性のある技術や取り組みを指します。社会実装できれば大きな社会的インパクトを与えられる可能性があり、日本発の魅力的な事業を興していける大きなポテンシャルがありますが、研究開発から事業化や社会実装に至るまでに多額の資金と長い期間を要すること、既存のビジネスモデルを適応できないケースが多いことから、不確実性が高い領域でもあります。

当社は2015年からこの難しい領域に踏み込み、ディープイシューを解決し得るディープテックを「リアルテック」と呼び、それを有するスタートアップへの投資育成を行うインパクトVCファンド「リアルテックファンド」を運営して参りました。これまで250億円を運用し、国内外のディープテックスタートアップ95社に投資しています。

同ファンドはグロース・マネージャー(投資担当)による資金調達支援や事業支援に加えて、多様な専門性を有したメンバーによる、知財、採用、製造、マーケティング、広報、ブランディング等の多角的なハンズオン支援を特徴とし、ディープテックの社会実装の最速・最大化に必要な様々な支援を行って参りました。

しかしディープテック領域全体の認知度の少なさに加えて、資金・人材・知識等のあらゆるリソースの不足により、ディープテックスタートアップの数はまだまだ足りていないのが現状であり、世界のディープイシューの大きさと益々深刻化する現状を考えると、よりダイナミックな取り組みが必要だと感じてきました。

そこで当社はこの度、幅広いディープテックスタートアップの創出と最大化を目的として「D-BREAK」™️というコンセプトを策定し、目的やテーマに応じた複数のプロジェクトを推進していくこととなりました。今後は

展開プロジェクト例

「D-BREAK」™️コンセプトをベースとした今後の展開予定プロジェクト例は以下の通りです。

  • ディープテックスタートアップ起業家・経営人材の創出プログラム
  • ディープテックスタートアップへの専門知識セミナー開催
  • ディープテックスタートアップ経営者コミュニティ運営

第1弾プロジェクト「D-BREAK Seed」

当社が企画運営、株式会社リバネスと合同会社BlueSeed.(ブルーシードット)が共同運営となり、ディープテックスタートアップ領域の経営人材を創出するためのプログラム開発を開始しました。当プログラムは、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募する2023年度「大学発スタートアップにおける経営人材確保支援事業(MPM)」にリアルテックHDの提案が採択されたことを受け実施するものです。MBA(経営学修士)卒業生および在学生から希望者を募るもので、日本全国から集めた研究シーズとのマッチング、各種プログラムを経て、経営参画することを目指します。

詳しくは以下リリースやWEBサイトをご覧ください。

▼ディープテックスタートアップの経営人材創出プログラム開発を開始

https://www.realtech.holdings/3317/

▼「D-BREAK Seed」ウェブサイト

https://d-break-seed.realtech.holdings/

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